Sep,2017

【お知らせ】
マース最高経営責任者、産業界の結束を呼びかける

マース インコーポレイテッド最高経営責任者、「喫緊の気候変動及び社会的脅威に対処するため、産業界は『破壊された』グローバルビジネスのエンジンを修復しなくてはならない」と産業界の結束を呼びかける

  • 最高経営責任者 グラント・F・リードは、国連総会及び Climate Week(気候変動週間)に先駆け、「破壊されたグローバルビジネスのエンジン」、そのサプライチェーンを修復するために、産業界の垣根を越えた変革的な協働の必要性を強調。
  • 国連の持続可能な開発目標及びパリ協定を果たすために、フォーカスを拡大し、直轄事業の枠組みを超越した、社会的・環境的影響を含めていく必要があると訴える。
  • マースが新たに策定した「Sustainable in a Generation(SiG:次世代に向けた持続可能な環境整備プログラム)」の中で、今後数年かけて約10億ドルの投資を行い、気候変動、サプライチェーンの貧困問題、資源の枯渇をはじめとする逼迫した脅威に取り組むことを表明。
  • 世界で最も知られたブランドのひとつである M&M’S®が、極めて重要なサステナビリティの問題で消費者と手を携えることに。

米国バージニア州マクリーン 2017年9月6日 --- マース インコーポレイテッド最高経営責任者 グラント・F・リードは、本日、地球と人々が直面している最も差し迫った脅威に立ち向かうため、企業は「根本的な変革」を先導していく必要があると訴えました。

今月ニューヨークで開催される国連総会及び Climate Week(気候変動週間)に先立ち、リードは産業界が担う責任はこれまで以上に重くなっていると述べました。「パリ協定で合意された目標値及び国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を後押しするつもりであれば、大胆な変革がなければなりません。多くの企業がこれまでも持続可能性の強化に取り組んできましたが、現在の進捗は十分なレベルに遠く及ばない状況です」

「マースは4世代にわたって事業を行っており、次の4世代に向けて続けていくつもりですが、それを可能にするためには、これまでとは異なる方法で、健全な地球を実現し、私たちの拡大したサプライチェーンに関わる全ての人々の繁栄機会を創出していくしかありません。グローバルビジネスとそのサプライチェーンのエンジンが損なわれた今、それを修復するために、私たちは産業界の垣根を越えた根本的な変革で協働していく必要があるのです」

たとえば温室効果ガス排出量削減については、マースを含む多くの企業がそれぞれの直轄事業の影響範囲で着実な進展を図ってきましたが、より広範なサプライチェーンでの進展は十分でなかったとリードは語っています。また、グローバルサプライチェーンを遡って貧困と人権の問題に取り組んできたことは善意の努力ではあるが、満足のいく進展を果たすには至っていないと付け加えました。

「データとコネクティビティのおかげで、私たちは年々、私たちが与える影響についてより知識を得ています。今日、気候科学は明確であり、私たちは私たちのサプライチェーンにおける環境及び社会的な問題を以前よりも良く理解しています。この知識をもとに、より思い切った介入が必要であることは自明です。今こそ、この証拠を前にして、企業が自らの役割と責任を改めて見直す時なのです」

これらの課題への取り組みの一環として、マースは本日、「Sustainable in a Generation (SiG:次世代に向けた持続可能な環境整備プログラム)」を発表しました。そこには、サイエンスに裏打ちされた広範な目標と野心的な目標、拡大したサプライチェーンを通じて影響力を強化する決意が盛り込まれています。そして進展を加速するために、マースはこのプログラムに約10億ドルを投資します。このプログラムでは、国連の持続可能な開発目標で定義されている世界で最も深刻な問題に関して、マースが影響を及ぼし変化を生み出すことができる分野に注力しています。SiGプログラムで、3つの相互に関連し合う野心的目標の概略を述べています。

  • 健全な地球 - 科学的知見に則って環境負荷を削減するために必要な野心的目標として、気候変動対策、水源保護、土地管理にフォーカスします。たとえば、マースは、2050年までにバリューチェーンを通じて温室効果ガス排出量を67%削減する目標を発表しました。これまでの目標を大幅に拡張し、事業運営全体での温室効果ガスを削減していきます。
  • 人々の繁栄 - バリューチェーンで働いている100万人の繁栄に向けて人々の労働生活に有意義な改善を施す野心的目標として、収入の増加、人権の尊重、女性の機会拡大にフォーカスします。たとえば、拡大したサプライチェーンにおけるサステナビリティ及び貧困削減の強化のために 「Livelihoods Fund for Family Farming」 を設立しました。また、小自作農の貧困撲滅に向けて、現在不足している見識を生み出すために協働する “think-do tank”(行動するシンクタンク)として 「Farmer Income Lab」 を起ち上げました。
  • ウェルビーイング - 何十億もの人々とペットがより健康的で幸せな生活を送れるようにするという野心的目標として、サイエンス、イノベーション、マーケティングの進化にフォーカスします。これは、食品の安心安全、製品と材料の刷新、責任あるマーケティングに関する現在の取り組みを継続させるものです。

リードは次のように続けています。「このプログラムは単により良いことを行うのではなく、必要なことを行うものです。正しい行いであるというだけでなく、良いビジネスであることから、このプログラムに取り組んでいるのです。私たちのサプライチェーンにいる人々の相互利益を創出し、環境に対する私たちの影響を軽減することは、ビジネスとして健全な選択です。私たちは、消費者の皆さんが私たちと同様にこれらの問題に関する懸念を深めていることを知っています」

国連総会の開催期間中、マースは世界最大ブランドのひとつである M&M’S®を通じて、この問題に消費者と共に取り組む計画を発表する予定です。新たなキャンペーンでは、マースの消費者への圧倒的なリーチを活用して、再生可能エネルギーのパワーへの支持を獲得し、気候変動対策の必要性を強調します。マースは現在、M&M'S®の全米での製造に必要十分な風力発電による電力を購入しています。再生可能エネルギーはマースの SiGプログラムでも重要な役割を果たし、主要マーケット(米国と英国)では既に事業運営を完全に風力でまかなっており、2018年にはより多くのマーケットがこれに続きます。

「マースの最も愛されているブランドM&M'S®を通じて、この重要なトピックに関し、消費者の皆さんの心に訴えかけることで、私たちの気候変動への取り組みと国連の持続可能な開発目標の達成に寄与できる解決策のひとつである、再生可能エネルギーにスポットライトを当てることができます」とリードは述べています。

マースには、気候変動に対して連携して取り組むグローバルフロントの結成支援など、サステナビリティについて外部と協働してきた歴史と実績があります。昨年は、モロッコ・マラケシュで開催された国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)において、グローバルリーダーにパリ協定への取り組みを促す書簡に署名し、また同じく昨年は、英国での事業運営全体をまかなえる再生可能電力を生み出すためにスコットランドのハイランド地方にモイ風力発電所を設立しました。

マースのサステナビリティ・健康・福祉の最高責任者であるバリー・パーキンは次のように語っています。「私たちは、私たちが依存している地球、人々、そして地域社会が健全かつ繁栄していない限り、私たち自身の成長と繁栄はあり得ないことを知っています」

「単により良いことではなく、正しいことを行うことが、私たちの新しいプランの核心です。境界をなくし、拡大したサプライチェーンを通じて私たちの大胆かつ野心的な目標を拡げていくことです。私たちがそれを行い、まわりが参画することによって初めて、私たちは最大のインパクトを持ち得るのです」

マースの Sustainable in a Generation(SiG:次世代に向けた持続可能な環境整備)プランについての詳細は、
www.SustainableInAGeneration.comをご覧ください。

関連する画像及び動画データは、 sigplanmedia.comからダウンロードしてください。

マース インコーポレイテッドについて
マースは人とペットのための多様な製品サービスを提供する100年以上の歴史をもつ家族経営の企業です。世界における年間総売上高は約350億米ドルで、世界中で愛されているM&M’S®、スニッカーズ®、Twix®、ミルキーウェイ®、DOVE® チョコレート、ぺディグリー®、ロイヤルカナン®、カルカン®/ウィスカス®、EXTRA®、ORBIT®、5、スキットルズ®、UNCLE BEN’S®、マース ドリンクス、COCOAVIA®などのブランドをグローバルで展開しています。 また、マースは、バンフィールド®動物病院などの獣医療サービスも提供しています。米国バージニア州のマクリーンに本社を構え、80カ国以上の国と地域で操業しています。マースの五原則(品質、責任、互恵、効率、自由)は常に考え方や行動の指針となるもので、85,000人以上のアソシエイト(従業員)は、この五原則に刺激を受けながら、パートナー企業を含めたすべてにとっての価値を創造し、日々、自分たちが誇りに思える成長を実現するように努力しています。

詳しい情報はhttp://www.mars.com(英語)を参考にしてください。