マースペットケアの研究により、健康な犬におけるカンナビジオールの長期連日使用の安全性が示される

この研究はマースペットケア傘下のWaltham Petcare Science Instituteによって実施され、Frontiers in Veterinary Science（新しいウィンドウが開きます）に掲載されました。これにより、犬に対するCBDの安全性に関するエビデンスがさらに増えたことになります。

この無作為化、プラセボ対照、および盲検化研究には、次の2つの目的がありました。

健康な成犬に対して、6か月間にわたり、十分に特性化された広域スペクトルTHC非含有CBD蒸留物を1日1回経口投与（体重1kg当たり4mg）し、その忍容性を証明すること。
同期間に渡って、犬の絶食時の血漿、尿、糞便中のCBD濃度を測定すること。

研究に参加するのは、40匹の健康な犬（ラブラドール・レトリバー17頭、ビーグル8頭、ノーフォーク・テリア15頭）で、CBDとプラセボの2つの並行治療グループに無作為で均等に割り付けられました。研究者たちは、毎月の獣医学的検査、1日2回の健康状態の観察、毎日のQOL（生活の質）調査に加え、生化学、血液学、尿検査を含む幅広い健康指標を評価しました。これらの検査は、CBD投与前、2週間、4週間、10週間、18週間、26週間投与後、そして4週間の休薬後に実施されました。同間隔で、血漿、糞便、尿中のCBD濃度を測定しました。

「犬の健康に対するCBDの安全性に関するこの研究を見て、私は胸を躍らせています。ペットにCBDを与えても安全かどうかという質問を飼い主から引き続き寄せられています。継続的な研究により、お客様が期待し、信頼する科学的根拠に基づいたガイダンスを提供できるようになることを願っています」と、マースベテリナリーヘルスの最高医療責任者であるジェニファー・ウェルザー博士は述べました。

このCBD安全性研究は、マースペットケアの長年にわたる科学、技術、革新への投資の取り組みの一環です。同社は、50年以上ペットの健康に注力してきたウォルサム研究所（新しいウィンドウが開きます）や、20か国以上に2,500の獣医クリニックとAntech診断研究所のネットワークを持つマースベテリナリーヘルス（新しいウィンドウが開きます）を通じて、ペットの健康に関する革新的なイノベーションを推進してきた確固たる実績を持っています。

マースペットケアについて
マースペットケアはマースインコーポレイテッドの一員です。マースは人とペットのための多様な製品サービスを提供する100年以上の歴史をもつ家族経営の企業です。当社の従業員は約10万人、130か国に広がっており、「ペットにとってのより良い世界（A Better World for Pets）」という1つの目的を掲げています。85年の経験を持つ当社の約50のブランドポートフォリオは、世界中のペットの健康と栄養のニーズに応えています。これには、PEDIGREE（新しいウィンドウが開きます）®、WHISKAS®、ROYAL CANIN（新しいウィンドウが開きます）®、SHEBA（新しいウィンドウが開きます）®、CESAR（新しいウィンドウが開きます）®、GREENIES（新しいウィンドウが開きます）™、IAMS（新しいウィンドウが開きます）™、EUKANUBA（新しいウィンドウが開きます）™などのブランドのほか、50年以上にわたってペットの栄養と健康に関する研究を進めてきたWALTHAM Petcare Science Institute（新しいウィンドウが開きます）が含まれます。マースペットケアは、AniCura（新しいウィンドウが開きます）、Antech Asia Veterinary Diagnostics（新しいウィンドウが開きます）、BANFIELD（新しいウィンドウが開きます）、BLUEPEARL（新しいウィンドウが開きます）、Linnaeus（新しいウィンドウが開きます）、Mount Pleasant（新しいウィンドウが開きます）、VCA（新しいウィンドウが開きます）、VES（新しいウィンドウが開きます）、VSH（新しいウィンドウが開きます）など2,500を超えるペット病院と診断サービスの国際ネットワークを通じて、大手獣医療サービスを提供しています。WISDOM PANEL（新しいウィンドウが開きます）™の遺伝子診断および犬用DNA検査、WHISTLE（新しいウィンドウが開きます）™のGPS犬用トラッカー、LEAP VENTURE STUDIO（新しいウィンドウが開きます）のアクセラレータおよびペット業界の革新や技術を促進するCOMPANION FUND（新しいウィンドウが開きます）™プログラムにより、ペット向けの革新と技術に積極的に取り組んでいます。マースは家族経営の企業として当社の理念に従い、サービスを提供する多くのペットやコミュニティを反映し、信念のために戦う柔軟性を備えた、活気に満ちた包括的な労働力を構築しています。そして私たちは、「ペットにとってのより良い世界（A Better World for Pets）」という目的のために戦うことを選びました。