マース、ウクライナの救援活動にさらに1,350万米ドルを寄付

ウクライナの人々への食事の提供、安全で信頼できるシェルターの提供、メンタルヘルスとリハビリテーションのサービスに関するプロジェクトへの支援（約900万米ドル）
マースの支援は、ウクライナの人々が栄養価の高い食事、安全で信頼できるシェルター、メンタルヘルスとリハビリテーションサービスを利用できることを目的としています。また、ウクライナの農業の再建への支援も行っていきます。

米国国際開発庁（U.S. Agency for International Development, USAID）の支援は、ウクライナの医療システムの負担を軽減し、戦争による直接的な人的コストに対処することを目的としており、プライマリーヘルスケアワーカー、心理学者、リハビリスタッフ、看護師、ソーシャルワーカーの労働力トレーニングを支援するプログラム、メンタルヘルスとリハビリテーションサービスのための特定のユニットの適応と開発などが含まれています。
UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）は、砲撃や攻撃によって直接影響を受けた地域や、ウクライナ政府によって新たに奪還された地域の人々に緊急シェルター資材を提供しています。また、可能な限り自宅に戻れるよう、住居修理の補助や居住改善のアドバイスも行っています。
世界食糧計画 (WFP)は、地雷除去や耕地の復旧を通じて、農民、地域や国の食料システム、経済の回復力を強化するプロジェクトを展開しています。このプロジェクトは、ウクライナの人々の食糧システムを回復し、人道的食糧援助への依存を段階的に解消するための最初のステップです。
ワールド・セントラル・キッチンは、戦争が始まって以来、ウクライナで活動しています。敵対行為やインフラの損傷、地雷による危険、電力供給の制限で調理ができず、マーケットに到達困難な地域に住む推定1,800万人の支援に重点を置いています。

ウクライナのペットに栄養、獣医学的ケア、シェルターを提供するプロジェクトへの支援（450万米ドル）
マースはペットが世界をより良いものにすると確信しています。そのため、ウクライナの人々を支援するだけでなく、ウクライナのペットとペットの飼い主が栄養、獣医療サービスやシェルターを利用できるように支援します。これには、以下のものが含まれます：

国際動物福祉基金(IFAW)：戦争が始まって以来、IFAWの救助隊はウクライナとその国境沿いで動物を救い、ウクライナの人々を支援してきました。IFAWは、地域の動物と保護している方への給餌、治療、保護、返還、そして絶え間ない砲撃下にある野生動物の救出、リハビリ、再飼育、解放に焦点を当て、活動を拡大していきます。
国境なき獣医師団 (VWB)：ウクライナの獣医師の能力を高めるために遠隔医療の利用を拡大し、食料の配達、臨床獣医療サービスの提供、戦争中でも開院して稼働し続けるためのシェルターのリハビリテーションを支援することで、ペットをサポートします。また、畜産動物を支援するために、遠隔医療やその他の獣医学的サポートを用いて100軒の小規模な畜産農家を支援する予定です。
グレーター・グッド・チャリティーズ (GGC)：マースなどのペットフードメーカーと提携し、栄養価の高いフードに加え、フードボウル、リード、首輪などのハード面の物品を提供しています。今後2023年中に、毎月100万食を提供することを目標としています。
ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル (HIS)：ウクライナのペットに食料、獣医療、薬、物資、資源の提供を継続しています。また、ペットを飼っている難民がペットに優しいシェルターや住居を確保できるよう支援し、重要な物資やリソースを提供する獣医との関係を維持し、サービスを受けていない厳しい状況下の地域に治療を拡大するウクライナの獣医師を支援し、シェルターや地域コミュニティ内での食料の提供を強化する予定です。