親友と一緒に過ごす時間が子供と犬をリラックスさせる

子供のためのセラピードッグが世界中で広く受け入れられているのには、それなりの理由があります。ストレスを感じている子供たちがペットとの関わりから恩恵を受けることが何度も研究で示されているのです。

今、新しい研究により、犬はストレスを感じていない子供たちにとっても良い存在であることが明らかになりました。

ギタンジャリ・E・ニャナデシカン氏らとウォルサム研究所(WPSI)による研究では、子供と犬の日常的なふれあいによる生理的効果が測定されました。この研究では、科学者たちは8歳から10歳の55人の子供と54匹の犬のストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを測定しました。3回訪問する中で、リラックスした日常的なふれあいの前、最中、後に測定を行いました。

子供と犬のふれあいがもたらす恩恵は双方向のようです。

子供と犬の両方で、一緒に時間を過ごした後にコルチゾールレベルが低下し、恩恵が相互的であることが示されました。

また、この研究は、既存のヒトと動物の相互作用(HAI)研究(新しいウィンドウが開きます)を裏付け、ペットが私たちの生活で果たす重要な役割を強調しています。そして、子供と犬のふれあいによるこのストレス緩和効果は、私たちが全員で「ペットにとってのより良い世界(A BETTER WORLD FOR PETS)」を構築すべきもう1つの大きな理由となっています。

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